各国のビザ
カナダ語学留学のビザと必要資金|年齢・期間・ワーホリとの違い
6か月以内の語学学校、長期のStudy Permit、IECワーホリを比較。申請料・必要資金・年齢と就労の違いを知って、自分に合うカナダ留学へ。

英語を学ぶ毎日と、街で暮らす経験を選ぶ
授業のあとに海辺を歩いたり、クラスメートとカフェで話したり。学校で学んだ英語を少しずつ生活で使う時間は、語学留学の楽しみの一つです。仕事や旅にも挑戦したい人は、学校を短期間組み合わせたワーホリという選択肢も比較できます。
「カナダなら語学学校に通いながら誰でも働ける」とは限りません。就学許可と就労許可の違いを先に理解すると、目的に合うプランを作れます。カナダのワーホリ記事では、年齢、費用、学校の期間を詳しく紹介しています。
年齢・期間・働く条件の比較
| 選択肢 | 期間・年齢 | 就労の考え方 |
|---|---|---|
| 短期語学コース | 所定条件を満たす6か月以内の学習は就学許可が不要な場合あり | 訪問者の資格だけでアルバイトはできない |
| 長期語学コース | 原則Study Permit。ワーホリの30歳上限とは別に学校・申請条件を確認 | ESL/FSLのみでは一般の学外就労対象外 |
| IECワーホリ(日本人) | 18〜30歳。1回最長12か月、条件を満たせば2回参加可能 | Open Work Permitの条件内で就労。学校は短期就学の条件を別途確認 |
6か月を超えて学ぶ予定がある場合は、最初から学習全体を伝えて相談します。ビザのために無理に課程を短く区切るのではなく、学びたい期間と進路に合う手続きを選びましょう。
申請料と、2026年9月以降の必要資金
| 費目 | 金額・条件 |
|---|---|
| Study Permit | CAD150 |
| 生体認証 | 必要な場合は通常CAD85(個人) |
| eTA | 単独申請の場合CAD7。許可承認に伴う発行状況を先に確認 |
| 長期就学の生活費資金基準 | 2026年9月1日以降の申請で、単身は年CAD23,448。ケベック州を除く |
| 上記に別途必要な資金 | 授業料と往復交通費。家族同行・ケベック州は別の基準 |
たとえば対象となる1年間の留学で、授業料を仮にCAD15,000、往復交通費をCAD2,000と置くと、生活費基準と合わせてCAD40,448です。これは計算方法の例で、学校料金の相場やビザ承認額の保証ではありません。申請料、保険、初期の住居費なども追加して、自分の見積書で計算し直してください。
銀行残高だけでなく資金の出所や利用可能性も説明できるように準備します。学費を支払済みの場合は領収書を保管し、同じ支払いを予算に二重計上しないよう整理しましょう。
短期・長期・ワーホリ、向いている計画は?
- 短期:休暇を使い、学校の授業と生活体験を組み合わせたい。帰国までの全費用を用意する。
- 長期:英語力の段階を踏んで伸ばしたい。出席・進捗を確かめながら学習を生活の軸にする。
- ワーホリ:学校で慣れたあと、仕事や旅にも時間を使いたい。就学の上限と仕事が決まるまでの予算を確認する。
期間を決める前に、住みたい街、学校からの距離、住居の契約期間をそろえて比較すると、総費用が見えてきます。カナダの生活費と30歳からの語学留学も参考にしてください。
6か月以内でも条件を確認
独立した6か月以内のコースで、入国時に認められた滞在期間内に修了するなどの条件を満たす場合、就学許可が不要なことがあります。長いプログラムの一部を短く切り出した場合や、その後の進学を予定する場合は、全体の学習計画を伝えて確認しましょう。 IRCC:就学許可が必要かを確認
6か月を超える学習では、原則として渡航前にStudy Permit(就学許可)を申請します。未成年者などには別の確認事項があるため、期間だけで判断せず自分の状況を公式の案内に沿って確認してください。
eTAとStudy Permitは役割が違う
| 名称 | 役割 |
|---|---|
| eTA | 対象となるビザ免除渡航者が航空便で渡航するための電子渡航認証 |
| Study Permit | カナダで学ぶための許可。入国用のビザそのものではない |
| DLI・入学許可書 | 留学生の受入れ指定校と、その学校からの受入れに関する書類 |
| PAL/TALなど | 必要な場合に提出する州・準州の証明。免除条件を確認 |
日本の一般旅券で航空便を利用する場合も、必要な渡航書類を確認しましょう。就学許可が承認された際のeTA等の発行状況は通知で確認し、重複して申請する前に内容を読んでください。 IRCC:eTAについて
申請準備は学校と資金から
長期留学では、学校の入学許可書、本人確認、資金の証明などを準備します。PAL/TALの要否や免除、ケベック州で学ぶ場合のCAQなど、自分の課程に必要な書類を確認してください。 IRCC:就学許可の書類
- 学校名・DLI・課程・開始日・終了日をそろえる。
- 授業料、生活費、帰国費用をどう用意するか整理する。
- 本人用の申請チェックリストで必要書類を確認する。
- 生体認証や追加資料などの連絡を確認する。
- 承認通知の内容と、入国時に受け取る書類の案内を読む。
学校への入金とビザの承認は別の段階です。入学延期やキャンセルの条件も確認し、申請状況に合わせて移動と滞在の予約を調整しましょう。
語学留学で自動的に働けるわけではない
学期中の学外就労は、対象となる課程や在籍状況、許可条件などを満たす学生に限り週24時間までと案内されています。英語・フランス語の語学コースのみの学生は、この一般的な学外就労の対象ではありません。 IRCC:学外で働く条件
Co-opやインターンなどの実習は、一般のアルバイトと同じものとして扱わず、学校とIRCCの最新案内を確認してください。学校名だけで働けるか判断せず、実際に履修するプログラムと許可書の条件が重要です。
出発直前と到着後のチェック
- 旅券、入学許可書、承認通知、資金関係書類を手元に用意する。
- 渡航に使う旅券とeTA等の情報が対応しているか確認する。
- 未成年者は保護者同意、監護者、送迎など必要な準備を確認する。
- 発行された許可書の氏名・期限・条件をその場で読む。
- 学校変更、休学、滞在延長を考える場合は、先に手続きを確認する。
必要資金は制度上の最低額だけでなく実際の生活を基準に。カナダの物価・生活費ガイドで住まいと食事の予算も整理してください。
情報確認:2026年10月14日。日本の一般旅券で留学を検討する方向けの一般案内です。必要な手続きは国籍・年齢・学校・履修内容・滞在歴で異なります。申請時にはリンク先の政府案内と本人用のチェックリストを確認してください。審査結果や入国を保証するものではありません。

