各国のビザ
アメリカ語学留学のビザと費用|年齢・F-1・滞在期間を詳しく
年齢であきらめる前に、学びたいコースから計画を。語学学校のF-1、申請料・SEVIS費、資金証明、滞在期間、ワーホリとの違いを整理します。

英語を学びながら、好きな街の日常へ
午前中は英語の授業、放課後はカフェでノートを開き、週末は街の文化に触れる。アメリカの語学留学は、旅行で訪れる街を「自分の生活の場所」に変える選択です。仕事を通じた滞在より、英語を使う土台をつくりたい人に、学校から始める計画が合います。
日本人向けのアメリカのワーキングホリデー制度はありません。働きながら旅行するワーホリと、学業を目的にしたF-1は別のもの。 外務省のワーホリ対象国一覧。まずはアメリカ8都市の比較で学びたい街を考えてみましょう。
年齢と期間|30歳を超えても学校から検討
| 項目 | 語学学校への留学で確認すること |
|---|---|
| 年齢 | ワーホリの18〜30歳という枠で判断しない。学校・コースの受入年齢、学習目的、本人の申請条件を確認 |
| 未成年 | 受入年齢に加え、保護者同意・滞在先・送迎・現地の連絡体制を学校と調整 |
| 学べる期間 | I-20に記載される課程と、入国時に認められた滞在条件に基づく |
| ビザの有効期限 | その日まで無条件に滞在できるという意味ではない。I-94と学生としての条件を別途確認 |
| 短いコース | 数週間でも学習内容・目的によってF-1が必要。日数だけでESTAと判断しない |
「英語で仕事の説明ができるようになりたい」「進学前に読む力を伸ばしたい」など、学ぶ理由を言葉にすると、期間とコースを選びやすくなります。年齢だけで許可が決まるわけではなく、入学許可もビザの承認を保証しません。 米国務省:学生ビザ
申請に払うお金と、学費・生活費を分ける
| 費目 | 確認できる基本額・考え方 |
|---|---|
| F-1のビザ申請料(MRV) | US$185 |
| SEVIS I-901費(F・M学生) | US$350 |
| 上記2費目の小計 | US$535。留学全体や発給までの全費用ではない |
| 学校費用 | 入学金・授業料・教材・保険を、I-20と請求書で照合 |
| 資金証明 | 全員共通の固定額として考えず、学校が示す学費・生活費等と申請先の要件に合わせる |
追加徴収にも注意が必要です。Visa Integrity Feeは法律で設けられていますが、この記事では申請先での徴収開始・実際の支払額を確認できていないため、小計には含めていません。申請画面と大使館の最新案内で追加料金を確認してください。 米国法典:Visa Integrity Fee
円で準備する場合は、米ドルの請求額×支払時の換算レートに送金・カード手数料を加えます。航空券、住まいの保証金、通学費、帰国後の生活費も別枠に。F-1を取得したら自由にアルバイトできる、という予算の組み方は避けましょう。
自分に合う留学プランのつくり方
休暇を使う人は、到着・帰国日を含めて休める日数を決めてから学校へ相談。数か月学べる人は、前半を基礎英語、後半を目的に合うレベルや選択授業に充てるなど、受講できる範囲で目標を分けると変化を振り返れます。これは学習計画の例であり、特定コースの提供を示すものではありません。
予算を抑えたい場合も、家賃だけで住まいを決めず、毎日の通学時間や交通費を含めて比較します。生活費ガイドと5か国のビザ比較を合わせて、自分の条件を書き出しましょう。
まず決めるのは「何を、どの学校で学ぶか」
アメリカの留学では、期間だけでなく授業内容と学校の種類が重要です。語学・大学などの学術課程は一般にF、一定の職業訓練はMの区分で検討します。通常の就学を観光やビザ免除の仕組みで代用することはできません。観光に付随する短い娯楽目的・非単位の学習などには例外があります。 米国務省:Student Visa
「週の授業時間が少ないからESTAで大丈夫」と一律に判断せず、コース名、時間数、修了資格の有無、渡航目的を学校に伝えて必要な手続きを確認しましょう。ESTAは学生ビザではありません。
混同しやすい書類を整理
| 名称 | 役割 |
|---|---|
| F-1 | 一般的な語学・学術課程で使われる学生の区分 |
| I-20 | SEVP認定校が発行する、学生の資格に関する書類。ビザそのものではない |
| SEVIS | 学生などの情報を管理する仕組み。I-901費用の手続きを確認 |
| DS-160 | 非移民ビザのオンライン申請書 |
| ESTA | ビザ免除渡航に関する事前認証。通常の留学許可の代わりにはならない |
名称が似ていても、学校への支払いだけで申請がすべて終わるわけではありません。自分が行う手続き、学校が準備する書類、サポートを依頼する部分を分けて確認してください。
学校決定から渡航までの準備
- SEVP認定と対象コースを確認し、学校へ入学手続きを進める。
- 発行されたI-20の氏名、開始日、コース、費用などを確認する。
- SEVIS I-901、DS-160、申請先の面接・提出手順を確認する。
- 学習目的、資金、学歴などを説明できる資料を準備する。
- 審査と旅券返却の日程を見込み、渡航・入居を調整する。
必要書類と順序は申請先の案内に従います。受付枠や追加審査で予定が変わる場合もあるため、「申請した日」と「渡航できる日」を同じものとして扱わず、変更できない支払いは条件を読んでから進めましょう。
入国日は授業開始日と合わせて確認
新規のF・M学生は、学生ビザでの入国が原則としてコース開始の30日前より早くできないと案内されています。入学日を変更したときはI-20などの書類も学校に確認してください。 米国務省:新規学生の入国時期
空港で提示する書類は預け荷物に入れず、手元にまとめます。学校の連絡先、滞在先の住所、到着後の手続きも分かる状態に。ビザが発給されても入国審査は別にあり、入国時に認められた条件を確認することが大切です。
働く予定は、学校の担当者に個別確認
F-1は自由な就労を認める仕組みではありません。学内・学外や実習などで条件が異なるため、学校のDSO(留学生の制度担当者)へ、仕事を始める前に確認しましょう。無給だから許可が不要とも限りません。 ICE:学生の就労案内
生活費は仕事が見つからなくても学業を続けられる形で用意してください。学校・コース・入学時期が決まったら、費用と申請準備を一緒に整理すると、必要な書類を集めやすくなります。アメリカの生活費を確認する。
情報確認:2026年10月14日。日本の一般旅券で留学を検討する方向けの一般案内です。必要な手続きは国籍・年齢・学校・履修内容・滞在歴で異なります。申請時にはリンク先の政府案内と本人用のチェックリストを確認してください。審査結果や入国を保証するものではありません。

